Q01「お待たせしました。ウィズです。それじゃあ早速だけど、先ずは名前を教えてもらおうかな」

A01「雛 未結（ひいな・みゆい）。んと、よろしくです」

Q02「俺、あんまり喋ったことなかったと思うけど……Twitterとかと、結構印象違うね…？」

A02「……かも。あーいう話し方がいいなら、そうするですけど」

Q03「あ、ううん全然大丈夫。ちょっとびっくりしただけだから。じゃあ、一応、性別から聞いておこうかな」

A03「女性ですよ。骨たんとなら違和感なく入れ替われたけど」

Q04「ああ、ミニスカートを穿かせた話……だったっけ？　俺はそういうの好きだけど、あっさり良いよって言って貰えた？」

A04「嫌っては言われなかったですから」

Q05「そっかぁ。えぇと、九繰くんに聞いたけど、年齢とかは分かんないんだったね……。九繰くんと同じで、下駄、結構高さがあるみたいだけど、身長ってどのくらい？」

A05「九繰より、ちょっと低いくらぃ。今は同じくらいですけど、きっと、もうすぐ九繰は背も伸びて、目の高さ、遠くなる……ですよね。少し、寂しぃ。おんなじじゃなくなる」

Q06「そっか……でも、大丈夫だよ。九繰くんは、君の傍にいるのが一番大事なお仕事みたいだったし。大丈夫」

A06「ぅん、ありがとぅ。いずみんとナギちゃんは良いなあ。おんなじで、憧れる」

Q07「仲、良いんだっけ？」
A07「ナギちゃんは……お話しようってしたら、いずみんがちょっと怒るから。でも、いずみんはいっぱい構ってくれるから好き」

Q08「それも、珍しいんじゃないかな、って思うんだけど……九繰くんはそうでもないって言ってたんだけど、未結ちゃんはお友達、多いのかな？」

A08「分かんなぃ。黙ってたら怖いって言われるですし。ぁ、でも、審神者になってからはたくさん……刀、ですけど」

Q09「同じこと、九繰くんにも言ったけど、良いと思うよ。えー、っと……九繰くんには結構あっさり聞いちゃったんだけど……どうしよう、これ九繰くんに聞いても良いか聞くべきだったかな。あのね、恋人とかは…」

A09「いないです、けど」

Q10「そっか。えぇっとごめんね。不快じゃなければで良いんだけど。もしよかったら、好きなタイプとか、あと初恋のこととか……ごめんね。あったら教えてもらえると、嬉しいんだけど…」

A10「好きな……鯰尾？」

Q11「そうなの？」

A11「綺麗だから、鯰尾。綺麗で、安心する人が好き。三日月のじじさまも、綺麗で安心するですけど」

Q12「なるほど……きっと凄く、信頼出来るんだろうね」

Q13「うんうん。えぇと、じゃあ逆に、嫌いなタイプとか苦手なタイプとかって、あるかな？」

A13「苦手……怖い人。怖いの、嫌ぃ」

Q14「怖いのは嫌だね……ごめんね。んっと、楽しいこと考えようか。兎が好きって聞いたけど」
A14「兎好きです。ふわふわで、つやつやで、可愛いの」

Q15「分かるよ。俺も兎は本当に好き。色は？　九繰くんは、黒が好きだって言っていたけど」

Q16「白かあ。雪景色とか？」
A16「ぅん、綺麗。目の前が、全部真っ白で……最初に、綺麗って。息の仕方、分かんなくなって、苦しいぐらい、綺麗って思った」

Q17「いいなぁ。俺も、一度見てみたいかも。食べるものも、白いものが好きだったりはしない…よね？」

A17「綿菓子は、好きですけど……それは、ナギちゃん。甘いので、綺麗なの。でも、九繰とか刀たちがいたら、何でも美味しい……辛いの、じゃないなら」

Q18「九繰くんと同じものなら、食べられるのかな。着物も、お揃いだよね？」

A18「ぅん、いっしょ。でも、九繰は烏で……わたしは、兎が良いですから」

Q19「袖の所だね。九繰くんの烏の背景は三日月だったけど、此れは花…？お日様、かな？」

A19「どっちも。どっちにも見えるようにって、九繰が。兎はお月さまで、烏はお日さまで、一緒にいられるように」

Q20「なるほどね。九繰くんみたいに、下駄にも模様が入ってるんだよね？　髪型は……今は、俺とお揃いっぽいけど」

A20「鯰尾とか、清光とか……たまに、九繰も結ってくれるです。らんらんとか、次郎さんが結ってくれた時は、ちょっと凝ってる」

Q21「らんらん……は、乱藤四郎くん、だね？　確かに、その二人は上手そうだなあ。そういえば、九繰くんはそういう格好は出陣の時だけって言ってたけど、未結ちゃんは、結構丈の短いスカートが好きだよね？」

A21「そぅ、かも。何でも着るけど。爪も、九繰が塗ってくれたし、着物も……好きでは、着てるですけど。兎柄、可愛いから」

Q22「あ、本当だ。白とピンクかぁ。瞳に合わせて選んだのかな？　未結ちゃんの方は着物にもそんなに拘りがないんだね……とすると、趣味とかは？」

A22「くすぐっこ。鯰尾と」

Q23「くすぐっこ……そういえば、聞いたかもしれない。趣味、なんだ？　えぇと、じゃあ得意なこととかは……」

A23「得意なこと、は分かんないですけど、耳は良いです。すごく。あと……力は、九繰より強い、と思うの。くーにぃも、そう言ってたですし」

Q24「くーにぃ…育ててくれたお兄さん、だっけ。力が強いっていうのは、九繰くんよりもたくさん、不思議なものが見えるとか？」

A24「そぅ。清光を選んだのも、わたし。でも、清光とお話するより、ずっとずっと前に……なんでもない。やめとくです。まだ、わたしもよくわかんないから」

Q25「ん？そっか。それじゃあ、そうだなあ夢とか、ある？　九繰くんは、歴史にはあまり興味ないって言っていたけど」

A25「わたしも。でも、鯰尾たちには笑っていてほしいと思うだから……もし、みんなが歴史を変えちゃって、前にお仕えしてた人、助けたいって言うなら……言っても、わたしは止められない。歴史が変わっても。わたしが死んでも」

Q26「それは……多分、九繰くんは悲しむと、思うよ。君が大事な宝物だって言ってたから」

A26「知ってる。でも、わたしは返された子、神さまの子。きっと、神さまのために人として生かされたんだと思うです。でも……九繰には、内緒」

Q27「え、えぇと、善処するよ。内緒ね。バレなきゃいいな…。えっと、もう少し、嫌なこと聞いちゃうかもしれないけど……未結ちゃんにとって、怖いことって？」
A27「……いっぱい、あるですけど…鯰尾が、いなくなることとか……矛盾ぽい、ですけど。他の刀も」

Q28「そう……君は、きっと未来より歴史より、今を守りたいんだね。じゃあ、その大事な刀たちに、何か伝えたいことはある？」

A28「んん……ぅん、みんな大好きって。だけ」

Q29「あは。それが一番大事だね。九繰くんには、何かあるかな？」

A29「うぅん。九繰は全部、全部分かってるですから」

Q30「九繰くんとおんなじだね。じゃあ、これでお終い。たくさんありがとう、お疲れ様」

A30「お疲れ様、ですよ。帰るの、お気をつけてです」

Q01「こんにちは、ウィズです。急だけれど、これから幾つか質問させてもらうね。よろしくお願いします。早速だけど、先ずは名前を教えて？」
A01「九繰（くくり）。一応、雛（ひいな）が名字だよ。よろしく」

Q02「性別……は、一応、聞いておこうかな」
A02「見た通り、男性だね」

Q03「年齢は？　それと分かれば、誕生日も教えてくれる？」

Q04「そっか、ごめんね。えぇと身長……は、そんなに高くないみたいだけど……」

A04「僕はこれから伸びるの。これでも、5尺ぐらいは一応あるんだから」

Q05「ぁはは、そっか。んっと、俺はあんまり聞き覚えないけど、「サニワ」さん、なんだよね？」

Q06「お兄さんもいるの？　妹さんは、聞いてるけど」
A06「兄っていうか、育ての親っていうか……化け狐なんだけど。あまり面識はないけど、その兄が僕らの他に育てた狐の子が二人いて、一応そっちも姉と兄になるかな。血が繋がっているのは、双子の妹、未結だけ」

Q07「なるほどね……。このまま、少し友達のことを聞いていい？　俺はあんまりいないんだけど……九繰くんは、社交的そうだし多いのかな？」

Q08「そうなんだ。俺は刀が友達でも良いと思うけど……俺の友達も、似たようなものだし。じゃあ、親友、みたいな人はいる？」

A08「刀なら、骨喰……骨喰藤四郎だと思うけど(笑)。親友っていうか、相棒っていうか。人間なら……人間の括りに入れて良いのか分かんないけど、泉くんとはよく喋るよ。未結が妙に懐いてるし」

Q09「泉くん……俺、喋ったことないかもしれない。じゃあ、えーっと……これ、聞いて良いのかなあ？　恋人とか、いる？」

A09「迷ってから聞くまでが速くない？　いないけど(笑)」

Q10「ん、そんなに迷うことでもなかった(笑)。じゃあ、どんなタイプの子が好き？　初恋の話とかあれば、是非教えて欲しい、かな」

A10「意外とぐいぐいくるね……。どんな……いや、分かんない。妹のお守で手一杯……あ、でも構ってないと落ち着かないから、一人で生きていけそうな人とはあんまり合わないかも」

Q11「あ、ちょっと意外かも。しっかりした子じゃないと好きにならないかなって……えぇと、ごめん、次だね。憧れの人とかはどう？」

A11「くーにぃ……さっき言った、育ての親はちょっと憧れる。憧れたところで、届くとは思ってないけど」

Q12「そうかな？　九繰くんは器用だし、何にでもなれちゃいそうなんだけどなぁ……ま、いいか。それじゃあ、九繰くんが信頼してる人って、どんな人？」

A12「未結、骨喰、くーにぃ。あとは長谷部や蜻蛉切、蜂須賀も頼れるね。能力ってことなら、刀は大体信頼してるよ。僕らは、良い刀に恵まれてる」

Q13「いいなあ。いいことだね。えーっと……ごめん、言いにくいかもしれないけど、嫌いな人とか、苦手な人っているかな？　どんなタイプの人が苦手？」

A13「嫌い、は……基本、未結に危害を加えるような奴以外はどうでもいいけど。苦手なタイプも、あるかなあ…？　ちょっと思い付かないや。ごめんね」

Q14「ううん、ありがとう。じゃあ気を取り直して、好きな物を聞いていこうかな。鴉が好きなんだっけ？」

Q15「黒い色も、綺麗だよね」

Q16「空の色に水の色かあ。……そういうのが綺麗に見える場所も、好きなのかな？」

Q17「あぁ、良いよね高い所。俺も好き。食べ物の好みとかはどう？」

Q18「なるほどねー……拘りあるのは、着る物くらいかあ」

A18「似合えば何でも着るけどね。でも、この服は特別。出陣しようって思ったら、やっぱ一番テンション上がる服を身に着けないとね」

Q19「袖に鴉が飛んでるね。後ろは三日月？　……変わった服だけれど、和洋折衷、っていうのかな？」

A19「そうなると思う。襟はセーラーだし、でも振袖だし。半ズボンは、動き易そうだなって思って選んだけど、高下駄だし。まあ、ブーツの時もあるんだけど。軍帽だって、動くだけなら無い方が良いかもしれないしね。そうなると、髪も短い方が良いのかな」

Q20「鳥の尾羽みたいで、格好良いと思うよ。普段からその格好？」

A20「ううん。出陣の時とか……すぐ出陣出来るようにしておいた方が良い時とか。神社の仕事の時はこんなに厳つくないよ。色だってもっと明るいし」

Q21「でも、下駄の踵の所には、鴉の絵が入っているんでしょう？　そういえば、ネイルとかは……ぁ、」

A21「うん、大体碧と黒。もう少しデコることもあるけど、あんまりストーンとか貼っても邪魔になるし、普段は塗るだけだね」

Q22「結構色々、矢継ぎ早に聞いたけど……疲れてない？　もう少しで終わろうと思うけど……そうだなあ、九繰くんの趣味とか、日課とか。あったら聞かせてもらおうかな」

A22「馬に乗るのが好きなんだ。自分で乗るものだから、世話は自分でしてるよ。強いて言えば、それが日課。会議とかは仕事になるだろうし。他には……楽器も好きだよ、ピアノとか。弾けば未結が喜んでくれるし」

Q23「「九繰のピアノも歌も好き」って、そういえば言っていたね。特技になるのかな？」

A23「剣振る方が得意だけどね。そっちは長谷部たちに止められるけど。悪い癖なんだ、頭に血が上り易くて」

Q24「それ、意外って言われない？」

A24「言われる。もっと温厚だと思った、とか」

Q25「だよね、俺も思うもの。…うん、もうそろそろ纏めていこうか。今、夢とかはある？」

A25「夢かあ。何だろう……僕は未結が、笑っていてくれれば良いんだ。歴史にも、正直興味ない。歴史改変主義者と戦ってさ、その先の未来で、未結は笑っていてくれるかな？」

Q26「どうかな。俺には何とも言えないけれど……でも、本当に大事な妹さんなんだなあ。羨ましいよ。俺、家族とかいないし」

A26「掛け値無しに、大事だね。でも、べつに家族だから大事だとかそういう事ではないと思うよ」

Q27「そっか。そうだね。え、っとそれじゃあ、うー……ん、ごめんね。さっきからちょっと、聞かれたくないこと聞いているかも知れないけど……九繰くんにとって怖いこと、って、」

A27「未結が……言うまでも、無いよね」

Q28「うん、ごめんね。ありがとう。それじゃあ、折角だから君の刀たちに何か一言貰おうかな？」

A28「刀に？　うーん、何だろう。……そうだなあ。僕はまだまだ未熟だけど、お前達を信じる事だけは、出来てると思う。だから、これからも宜しく…って、改めて言うの凄い恥ずかしいんだけど」

Q29「あはは。でも、大事なことだよ。妹さんにも言っとく？」

A29「それは、いいよ。未結とは繋がってる。何処にいても、何を思ってても。だから、平気」

Q30「ん、分かった。じゃあ、これで質問は終わり。どうもありがとう、楽しかったよ。お疲れさま」